simimini 茂みみに

日常/シナリオ勉強/デザイン/オタク話

成功者とは2 ーあらすじを書くー

成功者とは2

 

試しにキーボードの前に立ちました。努力をしなければ成功はしない。そのテーマの言葉通りに、私も努力していこうと思います。

 

◆20枚シナリオがかけるぐらいの話を目指す

 

【1】

 Aは水泳部の高校1年生。★高校をスポーツ推薦で入学しました。彼の目標は県大会を8位以内になることでした。彼にはライバルがいました。同じ学級で水泳部のBです。

 毎日毎日、幾度と練習してもタイムでBには到底及びませんでした。県大会の上位のタイムも怪しいと言われたのです。悔しさから逃れるように、Aは練習にでなくなりました。
 ある日、彼は下校途中の広場で、一人の少女に出会います。彼女はキャンバスを前に熱心に飛び立つ一羽の鳥を描いています。とても上手でした。その絵にひかれて彼は毎日彼女に会いに行くようになりました。
少女はいいました。「私は努力したって無駄なの。本当は美術大学に行きたかったけど…。就職しなきゃいけなくて。もう辞めるわ。絵なんて」
Aは悲しくなり、なにかを思いました。一枚の飛び立つ鳥を思い出します。「君は絵をやめてはいけない。自分はあきらめない。あきらめないから、君も描き続けてほしい」Aはそう言って、来た道を走って戻りました。
 その日から彼は一心に練習に励みました。そしてBにはかないませんでしたが、県予選で5位に輝きました。インターハイにもでることができたのです。
少女に伝えようと、いつもの公園へいきましたが、そこに彼女の姿はありませんでした。そして、公園の花壇に一枚の絵を見つけます。そこにはAの精悍な横顔が描かれていました。
少女がどこかで絵を描き続けてほしい。Aはそう思い、その絵を抱えて空を仰ぎました。

 

感想

いまいちテーマが伝わらない結果に。もっと”努力をしなければ成功はしない”を攻めた角度で切り込むべきでは?と思いました。こんなんじゃ子供向けのシナリオなぞ夢のまた夢。

 

明日も同じく”努力をしなければ成功はしない”をテーマに考えてみます。もうちょっと活劇っぽくしたいなあ。

 

 

お題 成功者について

成功者について

 

シナリオをなかなか書く勇気のない私。面白い発想なんて浮かばない。ましてや面白い登場人物や展開なんて思いつくわけない。そんな風におもってなにも行動しないのはいけないとおもいました。

…で実際何をしようかな、とかんがえたんですが…人から聞いて、まずあらすじを書いてみるのはどうかとアドバイスをもらい…「あらすじ」を作るまで、構想をこのブログで考えてみようと思います。

 

◆シナリオとはなんぞや

 

シナリオってつまり「○○とは○○である」なんだと思うんです。某映画でも「人間に必要なのは理性である」みたいな言葉で締めれるぐらい、「○○とは○○である」はシナリオにとって必要不可欠…と私個人は思うのです。つまり、このストーリーを見て作者が観客に「伝えたいこと」ですよね。

 

個人的なお題「成功者」で考えてみようとおもいます。

 

①「成功者」とは「大富豪」である

 人間金持ちならだれでも成功者だと思うわけです。でも、大富豪者が楽に金を稼いでるわけじゃないですよね。人の役に立つことで、その見返りが返ってきた人がほとんどです。…でもそうじゃない人も…?うーん、金の亡者は果たして成功者なんでしょうか

 

②「成功者」とは「努力」である

 目標のためにコツコツ努力する姿は、一見ありがちかもしれませんが、”努力できない人”にとってはなにか焦燥感を感じるのかもしれません。あっさりあきらめる人、努力は一にしてならずな人。努力を簡単にしようと考える人。努力に焦点をあてると、いろんな話が作れそう。ちなみに僕は努力大嫌い人間です。

 

③「成功者」とは「敗者」である

 ①とは逆の発想です。失敗したこそ見える世界。それを知らない自分と知った自分では、どっちの自分が”成功した”といえるのでしょうか。人生に失敗はない!!成功者とは実は人類に言えることなのかもしれません。

 

④「成功者」とは「家族」である

 独身だと妙に失敗者って感じがどこかに風潮がないですか?一生独身の敗者がふと家族を手に入れることで成功していく。ここまでると…成功とはなにか、問いかけたくなります。

 

◆結局成功とはなんぞや

成功って何でしょう。

達成感・成果・幸せ・実り…できなかったことができる。

失敗ありきの成功。エジ〇ンも言ってました。失敗は成功の母だと。

一発で成しえることは、成功ではないのかも。失敗したからこそ成功がある。成功したから達成感がある。実りがある。考えるほど迷走ですねえ。

 

そうなると②の「成功者」とは「努力者」である、が一般的に知れ渡るものなのかな。

これでドラマがはたしてつくれるのか?

 

つぎはこの②で、どんな方向性や登場人物が面白いか考えてみます。こりゃめっちゃ大変だ…。やるんじゃなかった…でもやる

simimini

はじめまして。草野ささぶきです。

印刷・デザインの仕事5年目。趣味でイラスト・キャラクターデザインなどしながらシナリオを勉強したい、しがない会社員です。ちなみにアニメ・ゲーム好きです。

 

今日のお話はシナリオについてのおしゃべり…。

きっかけはアニメや映画をみていて「おもしろいな」「つまらんな~」と思い始めたのがきっかけでした。すごく当たり前の感覚なんですけど…。そのあとに例えば「人には優しくしなきゃいけないな」とかそういう教訓がスッと入ってくるんですよね。そういうのが面白くて、脚本・シナリオに興味を持ちました。

 

あと、セリフに妙にときめくタイプなんです。ゲームでもセリフってかなりセンスがいるんですよね。説明口調がおおいゲームもあれば、そこに人がいるように感じさせてくれるものもあったり。テレビドラマや映画、アニメでもそうです。日常があって織るような会話がずっと重ねられてドラマができていく…素敵じゃないですか?

 

百聞は一見に如かずならぬ文章は一台詞に如かずです。小説が劣っているわけではなく。表現の攻める方針が違うので…。

 

魅力ある登場人物ってなんだろうと常々思います。私自身、凡人なので魅力のある登場人物はできるのだろうか…と思ってます。

ちょっとずつ、そして今年中にシナリオ通信を受けるために…着々と勉強中です。